2007年入社 工学部機械システム工学科卒業

中型機を担当。新機種開発も一貫して携わる

自己紹介

米沢市から会社まで車で通勤しています。
冬でも車で35分くらいなので、通いやすいです。
大学では工学部 機械システム工学科で材料力学などを学びました。

小さいけど、人を惹き付ける魅力がある町

人が優しいところですね。それと高畠は町おこしがうまい!
大小様々なイベントがあるので是非来てください!
小さな町かもしれませんが、すごいところだと思います。

第一印象で「ピンときた」

実は就活の時まで、この会社のことは知りませんでした。
学校にあった資料を見たり、先輩の話を聞いたのが始まりでしたが、
調べていくうちに、こんな会社があったのかと興味を持ちました。
見学に行った第一印象はとにかく「すごい!」。

グループ会社がお札の印刷機を製造していることをそのときに教えて貰ったのですが、こんなに大きな機械から繊細な印刷物ができることに感激しました。
ピンと来たというか、惹かれてしまい、他の企業は見ずに入社試験を受けました。

中型機を担当。新機種開発も一貫して携わる

枚葉印刷機の新機種開発と設計を行い、現在はGL-873Pという機械の開発に携わっています。

片面しか印刷できなかったものを機械で反転して両面印刷ができるようにした印刷機です。A4サイズ程度なら一気に16ページ刷れるようになり、効率と生産性がぐっと上がりました。図面製作から調整まで一貫しておこない、開発には3カ月ほどかかりました。

図面は細かいものも合わせれば1000点くらいあり、不具合が発生すれば、再び図面作成をおこない対策用の部品を製作します。
現在は安定供給のための調整をしている段階です。

苦難がありながらも新規開発機は好評な立ち上がりへ

自分が考えた製品が出来上がってくるというのは面白くもありますが辛いものもあります。
大型の8色印刷機は初めての試みということもあり、想像した結果が得られないことが多くありました。

チームメンバーだけでなく沢山の人に話を聞き、エラーを一つずつ解決していきました。
その結果、展示会では大変好評で、開発機でありながらも国内外で注文を受けることができました。市場のニーズにぴったり合った製品を生み出すことが出来たのだなと嬉しかったです。

オン、オフを明確に。体を動かすことでリフレッシュ

休みの日に友人たちと身体を動かすことでしょうか。
いまはフットサルを行っているのですが、チームには設計のメンバーも所属しています。
休日はしっかりリフレッシュして、気持ちを切り替え仕事に臨めます。

市場の変化を敏感に捉え、新しいスタイルを生み出したい

これからも新機種の開発に携わって、どんどん新しいものを生み出していきたいです。
印刷機というものは、ある程度設計のセオリーが固まってきている製品だとは思いますが、だからと言って、なにも変わらないのは間違いだと思っています。

デジタル印刷機も本格的に生産され、多様性が求められる時代に変わってきました。
古くからある枚葉機はどう変化していくか、これにしかできないものというのは必ずあると思います。ニーズと市場にあったものを敏感にキャッチしながら考えていきたいと思っています。

設計者として大切なのは「ブレない気持ち」

純粋に新しいことを考えるのが好きな人はもちろんなのですが、自分の軸をしっかり持てる人が良いかと思います。

設計者は0から作り上げるための重要なポディションです。
新しい方向に進んでいくためにも、設計者としての「見解」をしっかり持てるような、ブレない気持ちが大事です。

新しいことを生み出すということは、想像を越えていくような場面も多く、へこたれることもあるのですが、前向きに切り替えられることが大切だなと感じるようになりました。

ついに開発のリーダーに。これからは頼られるひとになりたい

リーダーになったり、役職がついたというときは、自分もその立場に来たんだなぁと感じました。設計のチームではまだまだ経験も知識も足りないのですが、そんななかでも開発のメインに立たせていただいたときは、気持ちを奮い立たせて挑みました。

設計するにも、まずは機械を知らなければ始まりません。
先輩たちは何でも知っている人が多く、小さいことでも聞けばすぐに答えてくれます。
自分自身も、知識を一つでも増やしていき、頼られる存在でありたいです。

仕事だけでなく、何気ないことでも聞けるようなフレンドリーさがあって、でもきちんとメリハリがある、気遣いのできるひとが理想です。